「断食」

 八丈島から帰って次の日から、私は伊豆高原の「やすらぎの里」で1週間の断食

はじめの3日間は水分だけで過ごし、あとの3日間は回復食

身体も精神も味覚も感性もすべてがその1週間でリセットされる

1年半前初めて「やすらぎの里」を訪れた時は、前のパートナーとの別れ話のまっただ中で、心が痛くて痛くて彼との生活から離れて一人になりたかった

「どんな目的で来ましたか?」やすらぎの里の大沢先生に聞かれ、「失恋の痛みから解放されたくて」と私が正直に答えると、先生は笑って「ここは皆さん、いろんな目的でいらっしゃいますよ~」と迎えてくれた

食べ物を抜くだけで、身体は見る見るうちに内側から目覚め、新しく生まれ変わる感覚があった

心(と、いうかエゴ)は相変わず痛かった

でも身体はおかまい無しに日に日にイキイキと元気になってくる

気が付くと笑いながら伊豆高原を毎日散歩している自分がいた

痛くても、人は死なないんだな~とあらためて感心した 

 

 

伊豆高原には大室山という火山があって、頂上の火口には野性的なアーチェリー場がある

火山とアーチェリー

キャー、なんという組み合わせ!

私にとっては夢の聖地のような場所だ

身体は時々古い古い記憶を覚えていることがある

私の右腕は弓の引き方を覚えているし、剣の持ち方も覚えている

以前、乗馬をした時に身体が馬の乗り方を覚えていることにびっくりしたことがあった

馬の背に乗りながら、たくさんの過去生の記憶が蘇ってきた

弓も馬も戦士だった頃の誇り高い記憶に繋がる

愛する火山(しかも火口の中!)で、身体に刻まれた記憶をたどり、弓を引く

すべての意識を的に集中させる

ドスッ、ドスッと矢が的に当たる感覚

深い魂の癒しの時間だ

こういう時間は本当に大切なんだ

やすらぎの里で友達になった女性が、偶然撮ってくれていた写真に、ほら勇者の姿が写っていたよ(笑) 

 

 

今回もやすらぎの里でいっぱい愛をもらった気がした

心がすっかり満たされたまま、自宅のある西国分寺駅に降り立つと、ホームレスのおじさんが自販機のおつり受けをゴソゴソやっていた

私はこの満たされたものを他の人とシェアしたくてウズウズしていたので、普段では絶対やらないようなことをした

とっさに1000円札を財布から取り出し

「おじさん お金ある?」気が付いた時にはおじさんに真っすぐ話しかけていた

 ツンッと体臭がした

自分の行動にもびっくりしたが、おじさんのリアクションも予想外だった

「おぅ、あるよ」

ちらっとこちらを見てそう答えた

「大丈夫なの?」

「おぅ、大丈夫だよ」

おつり受けをゴソゴソやりながらおじさんは素っ気なく答えた

その対応は想外だったけど、どこか私は嬉しくなった

「うん、分かった」

おじさんのそのプライドが嬉しかったし、大切にしたかった

私はそのまま通り過ぎた

東京の風はすっかり涼しくなっていた

夏がもうすぐ終わる

 

 

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(こちらは満席になりました)

 

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